Rich Philippines, Poor Japan

国際結婚を通していろいろと興味深いこと、面白いこと、文化の違い、考え方の違い、感情表現の違い、環境の違いなど様々なトピックを話し合ってきたので国際結婚されている方、これからされる方、したい方、そういった方々と経験や情報をシェア出来たらなと思います。

フィリピンで幽霊を見た話

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少しディープな話が続いたので息抜きに軽い話でもしよう♪

と思って思いついたのがこんな話…

えっ?幽霊だと思ったら猫だったとか、染みだったとか、干してある洗濯物だったとかってオチでしょ…と思った方…安心してください。本当のやつですよ。

(※怖い目に遭うわけではないですが苦手な人は夏に読んでください)

 俺が初めてBebeの家にご両親への挨拶がてら1ヶ月程滞在していたときのこと。

 

フィリピンでは事実婚か、お互いの両親が認めているような仲でないと若い男女が同じ部屋で寝ることが許されない。だから隠れて寝てすぐ子どもが出来る

Bebeと俺も例外ではなく俺が滞在している間、Bebeと俺は違う部屋で寝ていた。

Bebeは増築された新しい2Fの部屋、俺は1FにあるBebeの部屋だ。

 

ちなみに俺は仰向けで寝るより横向きで寝る方が好きである。

1週間ほど経ち、いつも通り1人寂しく横向きで寝ていると背中側のマットレスが沈む感覚を受け、目が覚めた。

体験した人はわかると思うが、誰かが自分の寝ているマットレスに手を置いたり腰掛けたりすると"むぎゅぅ"という感覚が身体全体を通じて伝わると思う。

まさにそんな感じの感覚で、最初はBebeが夜中にコッソリ抜け出して俺の部屋に入り、マットレスに腰掛けたのかと思い、

(まったく、部屋を抜け出して男子の部屋に忍び込むなんて修学旅行じゃないんだから…)

と若干ニヤニヤしながら寝返った(゚∀゚)キタコレ!!

 

ところがBebeはおろか誰もいないのである…

 

(あれ?気のせいだったかな)

と思いつつ何の気もなしに背中側にある窓に目をやるとうっすらと女性と女の子のシルエットが見えるのである。

 

(ん?なんだあれ)

と思い、目をこすり凝視してみるがやっぱり親子らしき母子が立ってこちらを見ているように見えるのだ。

 

ここで強調しておきたいことは窓もカーテンも閉まっているのである。

(※鉄格子が付いた窓で濃色のカーテンの為、外に人がいてもシルエットすら見えない)

 

壁の染みを良く見ると人の顔みたいに見えて幽霊だ!と騒ぐ人がいるがそんな感じのことが起きているのだ。

"カーテン"に"母子のシルエット"が見える。

これだけでも変だがもっと変なのが、

その母子がカーテンの外にいるように見えるのだ!

 

当初は寝ぼけてる上にカーテンがたまたまそういうシルエットになって見えてるだけかとも思っていたが不思議なことに濃色カーテンの向こう側に見えるのである。

錯覚かと思い、目をこすり、ほっぺをつねり、他のところを見てピントを調整してから見直したがやはりカーテンの外に母子がいるのだ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

落ち着いて考えた結果…

 

(やっぱり寝ぼけてるだけだ。寝よ)

と携帯で時間を確認したところ

 

 

3時33分だったのだ

 

これは鳥肌がたった。

 

 

そして音楽をかけて気を紛らわし、眠りについた。

 

 

次の日早速そのことをBebeとBebeの家族に話した。

フムフム聞いていたが俺が『母子らしき幽霊だった』と言った瞬間、

みんな『あ〜それかぁ』と納得した様子だったのでBebeに聞いてみると

Bebe以外の家族全員が目撃したことがある上に、Bebeの部屋に泊まったことのある従姉妹、友達も見たことがあると言うのだ。

 

肝心のBebeは一度も見たことも感じたこともないらしく、家族は

『あの部屋のMasterだから幽霊も認めているのかな?』

とちょっとよくわからない事を言っている。

 

 

Bebeのお父さんが家の中で日本人兵士の幽霊と話した話もあるがそれは夏まで取っておこうと思う。