悪魔 vs Bebe(実話)
この記事は超能力を持っている掃除のおばちゃん(実話)のつづきです。
おばちゃんから"大きな危険"が"すぐ"に来ると言われたBebe。
それからわずか数時間後である。
不安になりながらも仕事から帰宅途中だったBebeは片側一車線の小さめの道路の信号を渡ろうとしていた。
車関係に敏感になっていたBebeは右を確認し(何もなし( ・`ω・´))左を確認し(信号待ちの車あり( ・`ω・´))、再度右を確認して(再度何もなし( ・`ω・´))から渡り始めた。
すると渡り始めて2歩程歩くと右側から急に猛スピードを出した車が現れた。
歩行者信号が青で車道の信号は赤である。
にも関わらずその車は減速せずBebeめがけて突っ込んで来たのだ。
ビックリしたBebeはすぐさま歩道に後退して避難した。
しかし尚、その車はハンドルを左に切り、あろうことかBebeのいる歩道に乗り上げてきたのだ。
更に後退して幸い車をかわすことが出来たBebeだったが、不思議なことが起きた。
暴走した車はBebeの1〜2m前方を通り過ぎ、信号待ちしていた車に激しくぶつかった。
普通このような事故があると、両者のドライバーが出てきて警察を呼んだり、保険会社に各々電話したり、野次馬が発生したり、救急車が来たりといったことが起きるはずである。
しかしオカマを掘られたドライバーも掘ったドライバーも車から出てくることもなく、両者共去って行ったのである。
そして結構な音がしたにも関わらず、誰1人として付近の店から出てくることもなく、近くにいた人たちもBebeを心配することもなく、命からがらギリギリでかわした5秒後には何事も無かったかのような風景に戻ったのだ。
俺が帰宅してからこの話を聞いて鳥肌がたった。
俺は見るまで信じないタイプなのだが神様とか悪魔とかお化けとか超能力とか宇宙人とかはなんとなーくいるんではないかと思っている。
そこまでガッツリ信じてはいないがいてもおかしくないんじゃない?という感じだ。
しかし、この日の出来事はあまりにもおばちゃんの話とリンクし過ぎているし、事故が無かったかのように消滅?したのも不思議でしょうがない。
笑われてしまうかもしれないが、俺は本気で(Bebeが悪魔に狙われている)と感じた。
Bebeがおばちゃんの亡くなった友人2人に次いで、3人目の犠牲者になってしまうんではないかと本当に心配して人生で初めて神様にお祈りした。
実際、被害に遭ってない俺がここまで動揺していたので本人は相当だったと思う。
ましてや神様を信じているキリスト教徒のBebeからすると悪魔は対抗勢力として普通に存在しているものであり、(悪魔が私の生命を狙っている。でも私には強力な味方(神様)がついている、暴走車から守ってくれてありがとう。)といった心境だっただろう。
その晩、俺とどうするか真剣に相談した結果
- なるべく家にいる
- なるべく車に乗らない
- 週末予定していた外出もキャンセル
- 仕事には行く
- お祈りする
実際、何が原因でBebeに災難が降りかかるかわからない。
家にいたところで車が突っ込んでくるかもしれないし、地震が来るかもしれない。
隣家の火事に巻き込まれるかもしれない。突然心臓発作が起こるかもしれない。
神様の力、お祈りの力を絶対的に信頼しているBebeは家に引きこもることなく、普通に生活をして悪魔に打ち勝つ方を選んだ。
しかし俺が一緒にいたら俺も巻き込まれるかもしれない、死ぬのは私だけで良い。と俺が車で送り迎えすることも週末一緒に出掛けることも頑なに拒んだ(´;ω;`)ブワッ。
そしてその数日後…
またしても事件が起きたのである…
つづく…