超能力を持っている掃除のおばちゃん(実話)
Bebeの職場には掃除や雑用やらをしてくれるおばちゃんがいた。
しばらくするとこんな噂を耳にした。
『あの掃除のおばちゃん、未来が見えるらしいよ』
(つд⊂)ゴシゴシ
最初は半信半疑だったBebeだがどうやら結構有名な話らしく、Bebeも予知能力を持つ者なので(詳しくはコチラ↓)
もしかしたら同類なのかもしれないと思い、おばちゃんに直接聞いてみた。
B『おばちゃん、未来が見えるの!?』
お『たまーにね。見ようと思って見えるものではないし、自分自身の未来もわからないし、見えたことに対してどうすれば良いのかもわからない。急に頭の中に入り込んでくる感じなの。』
B『今までにどんなのが見えたの?』
お『私の友達が出てきてね、危険な"ナニカ"が迫っているようで、その友達が必死に逃げているのが見えた。』
B『それで?』
お『嫌な予感がしたからその友達に連絡を取った。「危険が迫ってるから気をつけてね。」って』
B『友達は何だって?』
お『あまり信じてくれなかったけど「わかった」って』
B『それで?どうなったの?』
お『それから1週間後に事故で亡くなった。』
B『Σ(゚Д゚)』
B『ほ、ほかにもそういうことがあったの?』
お『3回あった。』
B『みんな亡くなったの?』
お『もう1人の友達も見た1週間後に事故で亡くなった。もう1人は生きてる。』
B『Σ(゚Д゚)』
この話を忘れかけていた8ヶ月後…
掃除のおばちゃんがBebeに話し掛けてきた。
お『前話した話、信じてる?』
B『うーん、わかんない…どうしたの?』
お『あなたが出てきたの…車に気を付けてね。』
B『車ってどういうこと?』
お『わからない。車の中なのか車の外なのかタクシーなのかバスなのか。いつなのか。とにかく車に気を付けて。』
B『わかった。』
それから2日後…
またおばちゃんが話し掛けてきた。
今度はかなり焦った様子だ。
お『また見たわ!』
B『どうしたのおばちゃん?何見たの?』
お『今度はあなたが悲鳴と共に暗闇に消えていってしまう画だった…』
B『………それどういうこと?』
お『わからない…でもあなたにかなり大きな危険が迫っているのは確かだと思う。車関係の。しかもすぐに。』
B『…私どうすればいいの?』
お『わからない。気を付けるしか…』
B『何を気を付けたら良いの?いつまで?』
お『私は見えるだけで解決策とか具体的に何が危ないとかはわからないのよ…いままでの経験だと亡くなった2人は1週間以内で亡くなっているけど…』
B『私、死んじゃうの?1人、生き残った人はどうやって生き延びたの?』
お『彼女は私の話を信じてくれて仕事を2週間休んで、外出せずにずっと家にいたのよ。あと亡くなった2人はちょっとネガティブ思考だったけどこの人はあなたみたいにポジティブ思考で元気のある感じだったわ。それが関係しているかはわからないんだけど…』
B『わかった。なるべく外に出ないように気を付ける…』
その話のわずか数時間後…
つづく…