愛の為に処刑されたバレンタインさん
バレンタイン…それは最もモテ男が輝く日。
そして年に一回だけ下駄箱が注目を浴びる日でもある。
あの下駄箱を開ける瞬間は宝くじの当選番号を確認しているような高揚感がある。
俺は小6がピークで義理チョコやお母さんからのチョコを含めて11個が最高だった。
日本だと当たり前のように女性が男性にチョコをあげる決まりになっているが、実はこの常識は日本だけなのである。
フィリピンや他国では男性が女性をデートに誘い、豪華なレストランで食事したりプレゼントを贈り合ったりするのだ。
試合観戦が好きなカップルだと観戦チケットを贈ったりもするのだそうだ。
日本で言うところのクリスマスイブに近い感覚かもしれない。
ただクリスマスイブと違うところは、家族に向けても"愛や感謝"を伝える日でもある。
Bebeも両親に手紙やチョコレートをあげていたらしい。
チョコレートは贈るには贈るが、日本のように
バレンタイン=チョコレート
とまではいかず、プレゼントなら何でも良いのだそうだ。
バレンタインデーの由来
全くバレンタインデーの知識が無かった俺は
(恥ずかしがり屋な女の子でも意中の男性に告白が出来るように政府や企業が全面的に支援してカップル成立を目論む日)
だと勝手に思っていた。
しかしBebeから真実を伝えられて、全然思ってたのと違ったのでビックリしたのである。
ストーリー
むかし、むかし、ローマにバレンタイン司教という人がいましたとさ。
その時代は戦争をしていたのでローマの王様は若者が戦争に集中出来るように"結婚すること"を禁じました。
しかしバレンタインさんは愛し合っているのに結婚出来ない若者たちを不憫に思い、内緒で結婚式を執り行っていました。
そしてそのことを知った王様はバレンタインさんを処刑してしまいました。
その後、バレンタインさんは"愛"の人として敬われ、処刑された2月14日を
"愛の日"
すなわちバレンタインデーとして世界的に広まったとさ。
めでたし、めでたし。
"チョコが食べれる日"ぐらいにしか思っておらず、そんな悲しいエピソードがあってのバレンタインだなんて知らなかった。
昨日Bebeが『もうすぐバレンタインダネ!今年はニホンスタイル?フィリピンスタイル?』と(チョコあげんのめんどくせーな┐(´д`)┌ヤレヤレ)という顔をしながら聞いてきたので今年は何か喜ぶものでもあげようかなと思っている。