Rich Philippines, Poor Japan

国際結婚を通していろいろと興味深いこと、面白いこと、文化の違い、考え方の違い、感情表現の違い、環境の違いなど様々なトピックを話し合ってきたので国際結婚されている方、これからされる方、したい方、そういった方々と経験や情報をシェア出来たらなと思います。

前立腺ガンの検査をしてもらうフィリピーノ

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この間Bebeの勤めている会社で年に1回の健康診断があった。

数名の同僚と共に会場に向かい、それぞれ採血やら尿検査やらを済ませていった。

基本的な項目とは別に、希望者には追加で"前立腺ガンの検査"が出来るということでBebeの同僚の1人のフィリピーノが希望した。

そして彼は同行した日本人スタッフと共に別室に入っていった…。

 

しばらくすると日本人スタッフが大爆笑しながら出てきた。

フィリピーノの彼は顔が真っ赤である。

Bebeと他の同僚達が不思議に思い『どうしたの?』と聞くと、最初は言いたく無さそうだったが話し始めた。

 

彼曰く、別室に入るとスタッフの人に『ここで待っててください』と言われたらしい。

日本語がそこまで出来ないので詳細を聞くことが出来なかったのだが、彼は看護師の資格を持っている為、大体の流れは分かっている。

乳がん検査の要領で触診を行い、器具の上に直接キン◯マを乗せレントゲン撮影か何かを行うのだ。

 

少し恥ずかしいがこれもガンを早期発見する為には仕方がないことだ。

覚悟を決め、ベルトを緩めズボンを脱ぎ、パンツも脱ぎかけているときにスタッフが入ってきてこう言った。

 

『NO!! NOO!!! NOOOOO!!!!!』

 

ほとんど裸になっていた彼はビックリしたがスタッフのほうがビックリしただろう。

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なぜなら前立腺ガンの検査は触診もレントゲン撮影なども必要なく、採血するだけで済むのである。

 

すぐさま洋服を着て採血され、検査は終了し、そのことを日本人スタッフに説明したところが冒頭のシーンである。

 

フィリピンではどうやって検査するのかわからないが彼は

『日本スゲー』とボソッと言っていた。

 

その他にもイケメンで背も高くオシャレなフィリピーノは腹だけがやけに出すぎていると注意され、太めなフィリピーナは血管が細いためか採血が困難で4度目にしてやっと出来たり、ボディービルダー並の身体を持つジャマイカ人は注射嫌いで駄々をこね肉団子になり看護師を困らせていた。

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こういうイベント時はだいたい最前線で迷惑をかける躍動するBebeは珍しく何事も無く終えたらしい。

 

賑やかな外国人のおかげで大盛り上がりな健康診断会場であった。