イントロバート(内向型人間)とエクストロバート(外向型人間)
『"コミュ力"という言葉が浸透してきているが、そもそも"コミュ力"は持って生まれた才能なのか、それとも練習や経験を積めば誰でも磨いていくことが出来るものなのか』
ということを心理学専攻していたBebeと話していた。
その中で俺の知らなかった話が出てきたのでシェアしたいと思う。
この世には2種類の人間しかいない
1つはイントロバート(内向型)、もう1つはエクストロバート(外向型)である。
ざっくり言うと読書やゲームなど家の中にいることが好きで人付き合いが苦手なタイプがイントロバート(内向型)。
家でじっとしているのが苦手で人と話したりパーティーに参加するのが好きなタイプがエクストロバート(外向型)。
もう少し細かく見ていこう。
イントロバート(内向型)の特徴
基本的に内向型の人は多数との人付き合いが苦手である。
なぜかと言うと"特定の親密な友達"がいればOKだからだ。
いまどきのSNSでフォロワーを増やすことにもLIKE数にも興味がない。
インスタ映えする場所は混むため、むしろ避けて通るだろう。
SNSが普及してからは世界的に"友達らしき人がたくさんいればいるほどあなたは人気者!"みたいな風潮がある為、そういった物に興味がない内向型人間は世の中に置いて行かれてるような感覚があるんではないかと思う。
学校や会社でもやることはちゃんとやっているのに"コミュ力"が高くない為、そこまで仕事が出来ない人に成果をもっていかれて悔しい思いもしているかもしれない。
かと言って行きたくもない飲み会やパーティー、合コンなどに参加してしまうと全く楽しめないばかりか、かえって疲れてしまう。
ではどうすれば内向型人間にストレスの無い生活が送れるのだろう。
それは無理して社交的にならなくても良いよ!である。
後で紹介するが実は内向型と外向型は生まれたときから決まっていて、変えることは出来ないのである。
外向型人間の方が友達に囲まれて人気があるように見えるので羨ましい限りであるが、彼らは彼らで本当に信頼できる親密な友達が出来づらいという悩みもあるのだ。
その点、内向型人間は親密な友達と長ーい間付き合うことが出来る才能があるので、そちらの関係を続けることのほうが大事だと思う。
ちなみに1人でいることが好きで1人で考えることが多い内向型人間は芸術家だったりアーティスト、科学者、職人などの職業が向いている。
エクストロバート(外向型)の特徴
外向型の人は人間大好きである。
Bebeは外向型で家の中に1日中いると具合が悪くなる。
そして話し続けていないと死んでしまう。
まるで泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのようである。
寝ているときは天使のようにスヤスヤ眠っており、
(寝ているときだけは流石に静かだな)と思っていたら大間違いだった。
寝言が激しいのである(´;ω;`)ブワッ
ある晩は30分ぐらい1人で話していて、何話してるのかと思ったら俺と初めて出会ったときの第一印象を話していた。
何故か"サムライ"はみんな一重だと思っていたBebeは綾野剛並のパッチリ一重の俺の目を見て、
『本物の"サムライ"が来たかと思った゚(゚´ω`゚)゚。ピー
だってまゆげより目のほうが細いんだもん(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ』
と寝言でも笑いながらディスり始めたのだ。
話が脱線してしまったが意外なことに世界の人口の75%はエクストロバート(外向型)らしい。
俺の友達でモロ外向型の友達がいるが、人前で話すことに長け、友人もたくさんおり、自分を中心に年上も年下も楽しませることが出来る才能が本当に羨ましく思った。
実は彼はワールドカップにも出場していたバリバリの元アスリートで現在は経営者なのだが、ビジネスの世界でもすでに成功している。
外向型の人たちの推進力というか行動力は目を見張るものがあり、こういう人たちがビジネスでもスポーツでも成功するんだなぁと感じたのである。
赤ちゃんの時点で内向型か外向型がわかる?
先ほど"内向型や外向型は変えることが出来ない"と記したが、それについて説明したいと思う。
そもそも内向型と外向型の違いは何だろうか?
実は刺激の受け方が違うのである。
どういうことかと言うと内向型の人間は少ない刺激でも反応してしまうので少しの刺激で十分なのだ。
例えば音や光があると寝れなかったりするのは、それだけで内向型にとっては刺激が強すぎるのだ。だから1人で静かな場所を好む。
逆に外向型の人間は刺激に強いのでクラブやパーティーで大音量の音楽を聞いて、たくさんの人と交流しても何てことはないのだ。
疲れるどころかむしろ元気になるのだ。
だからたくさんの人とワイワイすることを好む。
3種類目の人間…だと!?
ここまで"内向型"、"外向型"と片付けてきたが実際は100%内向型、100%外向型の人間はいない。
どっち寄りというだけである。
90:10で内向型だったり60:40で外向型だったりといった具合だ。
しかし完全に半分の位置、50:50だった場合はどうだろう?
この人たちのことを
アンビバート(両向型)と呼ぶ
Bebeいわく俺はアンビバートなのだそうだ。
両向型の人は1人でいることも好きだし、不特定多数の人がいるイベントに参加しても適応して楽しめる。
自分のテンションを人によって変えられるので内向型の友達はあなたのことを内向型だと言い、外向型の友達はあなたのことを外向型だと言うだろう。
それか、『よくわからない』
内向型にしてはフレンドリーだし、外向型にしてはパリピタイプでも無い…
どっちつかずのよくわからない人間が両向型なのだ。
さいごに
いかがだっただろう。
少し前のサラリーマン全盛期時代はフレンドリーでコミュ力の高い外向型人間の独壇場だったかもしれないが、最近のIT世界やネットで自分の才能をお金に変えることが出来るようになってきてからは才能のある内向型人間に、よりフォーカスが当たるようになって来たと思う。
かのスティーブ・ジョブスやビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、女優で言うとエマ・ワトソンやオードリー・ヘップバーンなんかも内向型なのだそうだ。
結局みんな違ってみんな良いってことか!